企業として社会的課題に取り組む場合の価値について、以下の3つの視点で整理して見ましょう。
企業の視点
従業員の視点
顧客の視点
国連が用意したSDG compassが利用できます。5つのステップで構成されます。
SDGs を理解する
優先課題を決定する
目標を設定する
経営へ統合する
報告とコミュニケーションを行う
企業にとってSDGsに取り組むことは、単に、CSR報告書がサステナビリティ報告書に変わる程度のことではありません。積極的に地球環境問題(特に気候変動)に対応する企業の行動変革が求められています。ニュース等で以下の記事を目にしています。
EUでは2035年以降ガソリンエンジンの自動車は販売禁止案の方針が出ました
アメリカ・カルフォルニア州も同様に販売禁止の方針を出しています
EUでは2年後から脱炭素に消極的な国からの輸入に関税案の方針が出ました
国はパリ協定に対応し、2030年26%(2013年対比)CO2削減を約束しました。家庭部門は約40%の削減です
2030年度の日本のエネル−ギーミックスは、原子力より再生可能エネルギーが上位となります
世界中で、気候変動により、海水温度が上昇し、熱波や台風が強力となり、災害をもたらしています
SDG7「エネルギーをみんなに、そしてグリーンに」、SDG12「つくる責任、つかう責任」SDG13「気候変動に具体的な対策を」が多くの産業に該当します。
各社のサプライチェーンを考えたとき、水、海洋、農業・食料、健康、住宅等に関連があれば対応が必要です。
自社の事業機会や成長機会の見直しが必要になります。
当社代表社員(環境科学修士)は2017年よりSDGsの学習を始め、機会があれば、戦略再構築の視点と利用してきました。今回それを独立したサービスとします。